私と同期(3)







初めから、荒木はこうするつもりだったのだろうか。




いつの間にか私の後ろに置かれていたクッション。




さっき荒木がビールを取りに行ったときに置かれた?




気づかなかった?





でももう今はどうでもいい。




すぐに荒木は目の前に現れ、当たり前のようにキスを再開し始めた。




ベロベロと唇を舐められ、頭は上から掴まれている。





『うっ、、、、酒臭い・・・』




相変わらず鼻を刺激する匂い。





恐る恐る目を開けると、荒木の眼鏡のフレームが私の顔に当たりそうになっていた。





最後望みと必死に腕を内側にくぐらせ、荒木の体を押してみたが、少しも動かすことはできなかった。






代わりに、荒木の湿った舌が私の口の周りを濡らしていく。









必死に口を閉じてこらえていると、荒木の口が離れ目の前に顔が現れる。







「俺、伊藤のこと好きなんだよね」



「・・・うん。


・・・」




「気づいてたよね?

最後に思い出作らせてよ」




「・・・」





言葉が出ない。




私はこんな時まで相手に優しくするのだろうか?



それとも私がビッチなだけか?








「・・・


荒木くん。



私、彼氏いるの」




「そうなの? 誰?同期?」




「・・・ううん」






「ばれないっしょ。寮だし。

ね、」





そういうと荒木は私の手首をつかみ、もう片方の手で私のトレーナーの裾を捲りあげ始めていた。






真昼間の明るい部屋で、同期に胸を見られる。






「えっ?!?!


荒木くん!!!」







必死に体を揺らして手の動きを阻止しようとしたが、案の定、無駄だった。




首下まで捲り上げられると、白い下着が丸見えになる。





あっ




今日着けているは前ホックだ。




舌打ちしたくなる。




でも、荒木は気づいていないようだ。




いや、気づく必要がなった。





荒木はブラのアンダー部分に指を引っ掛けると、勢いよく上にずらす。





押し出されるように胸が溢れ落ちると、間髪入れずに、私の胸は荒木の両手に鷲掴みされていた。





『最悪・・・』





私は、もう何も考えないようにしていた。







「伊藤のおっぱい、やわらかいじゃん」



「・・・

(当たり前でしょ。おっぱいなんだから)」



心の中で精一杯の皮肉を考え気を紛らわせる。





荒木の顔が胸に食い込んでいたかと思うと、生温かく湿った感覚が乳頭に現れた。


そして乳首が指で摘まれたかと思うと、続けてチロチロ動く舌が突いてくる。








「ねぇ、伊藤ってさー、



どんなオナニーするの?」




「えっっ?????」



突然頭に響いた言葉に、反射的に声が出てしまっていた。



先ほどまで私の胸と遊んでいた荒木が、こちらを見ていた。





続く

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