その後は、ひたすら腰を振る二人だった。
タガが外れたように、吹っ切れたように激しく動いた。
成り行きで態勢をころころと変え、結局俺は2回、彼女の中に出してしまった。
途中、挿入部が丸見えの状態で激しく動かれ、久しぶりに見る無修正のあそこに俺は気を取られてしまった。
気づくと2回目の射精がすぐそこまで込み上げ、そのままフィニッシュ。
「ああっ」
と、力弱く息を吐く俺をチラリと薄目で見ながら彼女もイっているように見えた。
ドロリとまんこから飛び出した肉棒の熱が冷めていく。
嫌でも訪れる、セックス後のあの時間。
連絡先を交換しておくべきだろうか?
一緒にシャワーを浴びるべきだろうか?
旅行先ワンナイトラブ未経験の俺。
頭をなんとか働かせて考えてみたが、考えれば考えるほど、分からなくなっていた。
「私、大浴場行ってきます」
声が聞こえた方に視線を送ると、すでに彼女は浴衣で裸を隠し、手にタオルを持っていた。
大浴場? ああ、ここは深夜まで開いてるんだっけ。
俺が最後に見たのは、浴衣姿の彼女の後ろ姿だった。
暗闇の中に取り残された俺。
旅行先でのワンナイトラブ。
俺は備え付けのメモ帳に連絡先と苗字を書くと、何も思い出さないように客室の扉をゆっくりと閉めていた。
終わり
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